新しい年が始まると、「今年こそ環境を変えたい」「自分に合った職場を見つけたい」と前向きな気持ちになる保育士さんも多いのではないでしょうか。
せっかく転職を決意したのなら、気持ちが新鮮なうちに行動に移すことが大切です。
保育士として転職活動を始める際に、「必ずやっておきたいこと」をわかりやすくまとめました。
1. 現職の“整理”をする
最初に大切なのは、今の環境や自分の思いを整理することです。
なぜ転職したいのか
理由を明確にすると、自分に合う次の園の条件が見えてきます。
・職場環境
・給与
・人間関係
・働き方
・キャリアアップ
今の職場で得られたことを書く
強みや経験を棚卸しすると、履歴書や面接で伝える材料になります。
2. 希望条件をリスト化する
どんな園で働きたいかをはっきりさせましょう。譲れない条件と、妥協できる条件を分けておくと迷いにくくなります。
・クラス担任 or フリー
・小規模園 or 大規模園
・企業主導型/認可/院内などの種類
・勤務時間・シフト
・通勤距離
・給与・賞与
・研修制度・キャリアアップの有無
3. 履歴書・職務経歴書を準備する
書類はあなたの第一印象になります。保育士ならではの経験はしっかりアピールしましょう。
書くべきポイント
担当したクラス・年齢
得意な保育(制作、ピアノ、行事運営など)
取り組んできた工夫
保護者対応の経験
研修や資格取得の履歴
4. 転職エージェント・求人サイトに相談する
保育専⾨のエージェントは、忙しい保育士さんが効率よく転職するための心強い味方です。園の内部情報や雰囲気も教えてくれるため、ミスマッチを防ぐうえで非常に役立ちます。
非公開求人の紹介
面接日程の調整
条件交渉のサポート
5. 園見学をして働くイメージをつかむ
保育の転職で一番大切なのは、実際の雰囲気を知ること。自分が「ここで働く姿を想像できるか」を大切にしましょう。
見ておきたいポイント
子どもたちの表情
職員同士のコミュニケーション
挨拶・言葉遣い
清潔感や安全管理
休憩がしっかり取れているか
6. 面接の準備をする
よく聞かれる質問を整理し、落ち着いて答えられるように練習しておきましょう。
保育士の仕事は「人柄」が大切。自分の言葉で丁寧に伝えることがポイントです。
よくある質問
転職理由
得意な保育内容
働く上で大切にしていること
保護者対応で気をつけていること
将来のキャリアプラン
7. 退職準備と引継ぎを計画的に
次の職場と良い関係を築くためにも、現職での退職手続きや引継ぎはスムーズにしておきましょう。最後まで誠実に対応することで、気持ちよく新しい一歩を踏み出せます。
園長先生への報告タイミング
子ども・保護者への対応
引継ぎノートの作成
有給消化の確認