「もっと上手に描けたらいいのに…」
「他の先生の制作が素敵で、自信が持てない…」
そんなふうに感じたことはありませんか。
保育の現場では、お絵かきや工作に関わる場面が多く、「得意・不得意」を意識してしまう保育士の方も少なくありません。
無理なく取り入れられるお絵かき・工作の上達法についてご紹介します。
「上手な制作」とは何かを見直してみましょう
まず知っておきたいのは、保育における制作は美術作品を作ることが目的ではないという点です。
子どもたちにとって大切なのは、
・自由に表現する楽しさ
・できた!という達成感
・作る過程のわくわく感
です。
完璧な仕上がりを目指すよりも、「わかりやすく」「真似しやすく」「楽しめる」制作を意識することが、保育士としての大切なスキルにつながります。
お絵かきが苦手な方におススメの練習方法
① よく使うモチーフから練習することに関すること
保育の現場でよく描くのは、動物・食べ物・季節のイラストなどです。
すべてを練習しようとするのではなく、
・うさぎ
・くま
・お花
・太陽
など、使用頻度の高いモチーフから練習していくと、実践的な上達につながります。
まずは簡単な形(丸・三角・四角)を組み合わせて描くことを意識すると、やさしい雰囲気のイラストになるでしょう。
② 真似して描くことも立派な練習です
最初からオリジナルにこだわる必要はありません。保育雑誌や制作見本、イラスト素材などを参考にしながら描くことで、線の描き方やバランスが自然と身についていきます。
繰り返し描くうちに、自分らしい描き方が少しずつ見つかるはず。
③ 「子どもに見せる描き方」を意識することに関すること
保育の場面では、黒板や紙に子どもの前で描くことも多いです。
その際は、
・ゆっくり描く
・大きくはっきりした線で描く
・工程を言葉にしながら描く
ことを意識すると、子どもたちも理解しやすくなります。
工作が上手になるためのコツ
① シンプルな工程から始めることに関すること
制作準備で大切なのは、「子どもが自分でできるか」という視点です。工程が多すぎる制作は、子どもも保育士も負担が大きくなってしまいます。
まずは、
・折る
・貼る
・丸める
といった基本動作を中心にした制作から取り入れていくと安心です。
② 試作をしておくことに関すること
本番前に一度試作をしておくことで、必要な材料や時間配分が把握できます。
実際に作ってみると、
「ここは難しいかもしれない」
「このサイズの方が扱いやすい」
といった気づきが多く得られます。
試作は、制作の完成度を高めるだけでなく、保育中のスムーズな進行にもつながります。
③ 身近な素材を活用することに関すること
特別な材料がなくても、素敵な制作は十分可能です。
・折り紙
・画用紙
・紙コップ
・トイレットペーパーの芯
など、身近な素材を工夫して使うことで、制作の幅が広がります。