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保育士の仕事内容

派遣保育士ってどんな働き方?!
2018/04/14

保育士として働くうえで正社員や派遣社員、パートタイマー、アルバイターといった言葉を耳にすることも多いかと思います。
保育士にも様々な雇用形態があります。
こちらでは派遣社員について、正社員との違いやどのような働き方をするのか等ご紹介します。

派遣保育士とは

作業内容は基本的に正社員の保育士と変わらないことが多いです。
保育士としてクラスを担当したり、先生方の補助をしたり、正社員と仕事内容や責任においても大きな差はありません。
派遣保育士と正社員の保育士の大きな違いは下記になります。

① 雇用主が保育施設ではない

正社員の保育士はその保育所に雇われていますが、派遣保育士は人材派遣会社に雇われることになります。よって、お給料も保育施設からではなく人材派遣会社から支払われます。

② 雇用期間があらかじめ決まっている

多くの場合3年での契約になります。
この期間が過ぎそうな頃に人材派遣会社から継続(契約更新)して続けるか、今の派遣先をやめて別の職場に転職するかを聞かれます。

③ 社会保険や福利厚生は人材派遣会社の規約が適用されます

雇用先が人材派遣会社になりますので社会保険や福利厚生も人材派遣会社の物が適用されます。

④ 業務上の指揮命令

雇用主は人材派遣会社ですが直接の指導や業務上の指揮は基本的に派遣先の保育施設になります。

派遣保育士として働くメリット

派遣保育士として働く上でのメリットは何でしょうか?
派遣社員というと正社員よりも劣っているように思われますがけっしてそんなことはありません。メリットもあればデメリットもありますのできちんと把握してご自身に合った勤務形態を選びましょう。

メリット① 就活がほぼ不要

就職希望先の保育施設を探して、アポイトメントを取って、面接を受けて、筆記試験を受けて…というような就職活動の手間がほとんど不要なのが人材派遣会社に登録するメリットの一つといえます。
就職活動の手間や取次は人材派遣会社が請け負って動いてくれるので面倒がありません。

メリット② オンとオフ、プライベートをきっちり分けることができる

派遣社員は基本的に残業がありません。
また休日出勤や時間外出勤もありません。
決められた時間だけ働くことができるので、プライベートの時間を圧迫されません。

メリット③ 小時間からや隙間時間の勤務でも可能

子育て中の方や、他に仕事を掛け持ちしている方は朝から夕方まで一日中保育施設にとどまって勤務にあたるのは難しい場合もあります。
派遣社員の場合パートタイマーのように一日数時間だけという働き方も可能です。

メリット④ サポートが充実している

派遣先の保育施設で問題が起こったり、募集要項の雇用条件と実際の勤務に違いがあったりした時など、また職場での人間関係など、直接保育施設には言いづらいことも、人材派遣会社に相談して今後どのようにするかを相談することができます。

メリットもあればデメリットもあります。

デメリット① 年収は正社員に比べて少なくなることも

派遣社員は基本的に時給換算で、各種手当も少なく、ボーナスなどの賞与も無い場合があります。

デメリット② キャリアアップが難しい

責任のある仕事は正社員に任されることも多く、派遣社員は責任のある仕事や派遣先の保育施設を改善するような企画などの意見を通すことは難しいです。
キャリアアップをのぞんだり、責任のある仕事がしたい場合は派遣社員から正社員に昇格できる職場を選ぶ必要があります。