保育士さんのための就職・転職応援総合ポータルサイト| 保育のお仕事パーフェクトガイド

logo logo menu

保育のお仕事にお役立ち

4月は保育士の試用期間と覚えおく
2019/03/30

4月は年度の切り替えの時期で、子供たちは卒園ないし進級し、それに伴い転職する保育士が増える時期です。
また、転職だけでなく、初めて保育士として働く新人保育士もいます。
今回は保育士にとっての4月及び春シーズンについてご紹介します。

4月は実質保育士の試用期間

4月になると上記のように園児のクラスの担任が変わることが多いため、保護者側からの不満が多く上がってくる傾向にあります。
例えば、前の先生の方がよかった、とか、新人保育士は頼りないとかといったことがその代表です。
しかし、保育士の仕事は保育園によって大きく異なりますし、人間を相手にした、ましてや何が起こるかわからない子供たちを相手にした仕事です。
保育士としてのスキルを十分に発揮するにしてもまずその保育園のカラーや方針やルールがわからない状態では不可能に近いのです。
ですから、保育士として新しい保育園に就職した際には4月いっぱいを使ってその保育園のやり方を身に着け、そのうえで子供たちの保育を行うことが重要です。
ベテラン保育士であっても転職して新しい保育園で働く以上それは仕方のないことです。
焦らずにしっかりと自分の働く保育園のシステムを身につけましょう。

4月の保育士は就任したての大統領?

さてさて、アメリカでは就任したての大統領を100日間見守る100日ルールというものがあります。
これは、何かまずいことややり方に不安があっても自分たちが選んだ大統領なのだからひとまず100日は見守りましょう。
この100日間は新政権に対する批判や性急な評価を避けましょうという紳士協定です。
この期間はマスコミたちもおとなしく新大統領を見守るため、マスコミと大統領のハネムーン期間ともいわれています。
100日もあれば現状を把握し、より良い方法を模索していくことができるはずというこの100日ルールは保育士にも当てはまるのではないでしょうか。
SNS等で、気軽に発言が可能になった昨今だからこそ、不祥事やマイナスな話題はすぐに広がっていきますが、まずは見守り、自分たちの子供を保育士導く保育士を信頼して子供を預ける心の広さと、至らない部分を新人のうちに補い助ける協力体制を保護者側も持ちたいものですね。