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2歳児クラスでのシール遊びと粘土遊び
2019/07/27


活動盛りの2歳児さんですが、外の天気がよくなかったり、他のクラスが園庭を使っていて室内遊びが中心となることもあると思います。お外で思いっきり遊びたい子ども達も、室内遊びがいざ始まると夢中で取り組んでいたりして可愛い姿が見られます。今回は2歳児さんの発達に合わせた室内遊びについてご紹介します。

シール貼り、シールはがし

指先を使った細かい動きができるようになる時期です。シールやテープを貼ったり、はがしたりが自分で出来るようになってきます。
≪季節の台紙に貼る≫
例えば、さくらやすいか、カボチャやクリスマスツリーなど可愛い台紙を画用紙で用意します。
そこにいろいろな形や色のシールを子ども達が貼っていくという遊びです。
子ども達は一生懸命シールを貼って、手指の運動になります。個性ある作品ができるのでとても可愛いです。
クラスでは大きなキャラクターの顔を書いたものをいくつか用意して、みんなで食べ物シールを口元に貼るという遊びも盛り上がりました。
≪はがせる素材で楽しもう≫
窓にペタペタ貼ったりはがしたりすることのできる素材のシールやビニールテープ、マスキングテープは何度も貼ったり、はがしたりして楽しむことができます。窓やはがせる素材に貼って楽しんでみましょう。

見立てて楽しむ粘土遊び

2歳ころになると、モノを何かに見立てて遊べるようになります。粘土で作ったものを「●●作った~!」と楽しめるようになります。
粘土は形が変化するので、発想が広がります。
保育士は自分が作ったものを「先生は、かたつむり作ったよ~」と見立てて見せます。
すると、子どもは自分が作ったものにもさまざまな意味づけをするようになります。
例えば、粘土をまるめて「雪だるま~」
そのときに保育士は子どもの発想がさらに広がるように言葉掛けをしましょう。
「かわいいね!これはお父さん雪だるまかな?」
というと
「違うよ。これは赤ちゃんの雪だるま」
と返ってきたりします。
そこから、家族の雪だるまを作り始めたり発想が広がっていきます。

他にも「ひも通し」や「ボタン掛け」「パズル」遊びなど指先を使いながら室内で遊べる遊びがあります。
子ども達と楽しみながら、想像力が膨らむような声掛けをしていきましょう。