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保育士になるには

保育士になる方法
2018/02/09

保育士不足が問題になっている昨今、「子育てがひと段落したから」「諦めた夢を叶えたい」というような理由で保育士を目指す方が増えています。

「保育士になる方法が分からない」と思う方も多いのではないでしょうか?ここでは、保育士になる方法を説明しています。

【保育士に向いている人とは?】

実際に夢や憧れだけではなかなか保育士にはなれません。どんな人が保育士に向いているのでしょうか。

・子どもが好きで子どもに関わる仕事に就きたい

当然ですが、保育士の仕事は子どもが好き、子どもの成長に関わる職業に就きたいと考得られることが大切です。子どものことを第一に考え、一緒に喜んだり、時には悲しんだりできる感受性豊かな人が向いています。

子どもが好きで保育士の仕事にやりがいを見出して勤務できる姿勢が求められます。

・体力に自信がある方

一般的に保育士は子どもと遊んだり、あやしたりしている楽しそうな仕事と考えられがちですが、実際は子どもを抱いたり、何人もの子どもに目を配ったりととても体力を使います。しかもどんなに疲れていても子どもにはいつもと同じように接する必要があるので、体力だけでなく、気を遣う仕事でもあります。

 

【保育士になる方法は?】

保育士資格は国家資格で、この保育士資格を取得していない場合、保育の仕事に就くことはできても保育士と名乗ることができません。また給与などに関わることもあります。

では、保育士の資格はどのように取得すればよいのでしょうか。資格の取得方法は大きく分けて2つ。

まず大学、短大、専門学校で指定の保育士養成課程を修了方法と保育士試験に合格する方法があります。

養成課程は2年制の短大、4年生の大学で取得することができますが、就職の際の条件が異なる場合はあります。

一方、保育士試験は、保育士養成所を卒業していなくても受験することが可能で、社会人になってから受験することもできます。しかし、難易度が高く、毎年4~5万人の受験者がおり、合格率は10%前後と言われています。

 

【保育士試験の内容は?】

保育所で働くのに必要な保育士資格を取得するために試験を受ける必要があり、筆記試験と実技試験で構成されます。合格科目は3年間有効ですから、一度にすべての科目に合格できなくても期限内であれば、不合格だった科目のみを受験すればOKとなります。

■受験資格

・大学・短大・高等専門学校等を卒業した方

・平成3年3月31日以前に高等学校を卒業した方

・高校または中等教育学校等を卒業し、
児童福祉施設で2年以上かつ2880時間の実務経験のある方

・児童福祉施設にて5年以上かつ7200時間の実務経験のある方

※詳細は主催団体等迄

 

筆記試験 全8科目

保育原理

教育原理及び社会的養護

児童家庭福祉

社会福祉

保育の心理学

子どもの保健

子どもの食と栄養

保育実習理論

「保育士になる方法が分からない」と思う方も多いのではないでしょうか?ここでは、保育士になる方法を説明しています。

■実技試験

保育実習実技(音楽表現に関する技術、造形表現に関する技術、言語表現に関する技術の内2分野を選択)

筆記試験:毎年8月上旬2日間
実技試験:10月中旬・日曜日(筆記試験の全科目合格者のみ)

HP: http://www.hoyokyo.or.jp/exam/

※保育士試験の内容に関しては社団法人全国保育士養成協議会のHPより転記しています。