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保育士資格がなくても保育できる?子育て支援員とは?
2022/10/14

深刻な保育士不足から生まれた子育て支援員。保育士資格ではなく、国が設けた認定制度です。保育や子育ての仕事に関心がある方なら
研修を受けることができます。位置づけとしては保育士の補助としての役割になります。
こちらではそんな子育て支援についてご紹介しましょう。

子育て支援員とは

平成27年から始まった「子供・子育て支援新制度」に基づいて生まれた職業です。保育士資格がなくとも研修を済ませていれば保育の仕事に就くことができるようになるのが「子育て支援員」になります。
実務経験や受講要件等を特に定めておらず、基本的には誰でも目指すことができる職種です。
国家資格ではなく民間資格なので学歴や経験は関係ないのです。

研修には、子育て支援員になるための「基本研修」と放課後児童や社会的養護など専門的な知識を深める「専門研修」の2パターンがあります。
基本の研修を履修することができれば、保育施設に入って仕事のサポートができるようになります。

子育て支援員の仕事内容

子育て支援員は放課後児童クラブや、乳児院、児童養護施設、小規模保育園など様々な保育現場で働くことができます。
国家資格である保育士と比べるとどうしてもタイ語が良いわけでは無いですが、パートやアルバイトとして働くことができ、扶養内で無理なく働きたいと言う方にはメリットが大きいでしょう。

仕事内容としては、いわゆる保育補助になります。
保育士のようにクラスを持って担任として働く事はありませんが、子供たちと散歩に行ったり子供たちの食事の世話をしたり排泄の解除したりと子供たちに触れ合える仕事から、室内の掃除や片付け、来客対応やデスクワーク、園内の安全な環境作りなど、保育の仕事全般に取り組むことになります。
場合によっては子育てに悩んでいる保護者の方や保育士の悩みのぐちを聞いたり、アドバイスしたりすることも仕事の一環となります。

子育て支援員を受講するメリット

保育業界に興味があるけれど、一歩を踏み出せないでいるという方もいらっしゃるでしょう。
保育士はその資格の合格率は低く、就職しても離職率が高いためハードルが高いことは否めません。
そんな中、子育て支援員は無試験で研修も無料で受けることができます。
また、正社員ではなくパートやアルバイトなど契約雇用になるため就職するにも敷居が低くなるでしょう。
実際に働いてみて、もっと専門性を深めたいと思えば専門研修を受け、さらに経験を重ねてから保育士資格試験に挑戦するといったステップアップも叶うのです。