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プラスワンで信頼度アップの保護者への声掛け
2022/11/30

保護者対応を難しく感じる保育士さんは少なくありません。
離職原因として保護者対応を挙げる保育士さんも多数いらっしゃいます。
しかし保護者支援も保育士の仕事の一環。そのためにもコミュニケーションをとり、信頼度をあげなければいけません。
そんなときに使えるのがプラスワンの声掛けです。保護者に安心感を与えられる一言を実践してみませんか。

給食に関して「今日も変わりありませんでした」にプラスワン

食事に関する悩みは尽きません。
離乳食はもちろん、好き嫌いや食事のとり方など悩みを抱えている保護者はたくさんいらっしゃいます。
食べたものや食べた量は連絡帳などで伝えることができる情報です。
保護者が本当に知りたい情報は我が子がどの様に食べていたか。
好き嫌いが明確な子には
「苦手な野菜を頑張って2口たべてくれたので、慣れていってくれるかもしれません」
集中して食べられなかった子には
「はんぶんくらいでごちそうさましました。夕飯はいっぱい食べてくれるかもしれません」
など、悩みが軽減するような一言を添えましょう。

体調に関して「今日も変わりありませんでした」にプラスワン

「朝熱が37度あったので、熱があがるようであれば連絡ください」
「昨日お腹を壊してしまったので、様子をみてください」
など、日中のお子さんの体調の変化を注意してほしいと言われることはよくあります。
保護者の方が心配しているのをよそにそういったときほど元気なことが多いです。
この場合、「今日も変わりありませんでした」とお迎えで伝えると、場合によっては保護者の不信感を買ってしまいます。
「日中の検温でも変化はなかったので大丈夫でした」
「とくにお腹を痛がる様子もなかったですし、元気でした。便のことは連絡帳に記載してますね」
など一言添えると、「ちゃんと見てもらえていた」と保護者に安心してもらえます。
お迎えが遅番にかかる場合は遅番の保育士に連絡事項として共有しておきましょう。

お友達に関して「今日も変わりありませんでした」にプラスワン

2歳くらいにになってくるとお友達と関わって遊ぶことが増えてきます。
特に誰と遊んでいるか、何をして遊んでいるかなどお友達の名前をだして一言添えると保護者は嬉しいものです。
「みんなと仲良くしてほしい」
「いじめられたりしていないか」
などの悩みもある程度解消されるでしょう。
特に3歳から転園してきたお子さんが赤ちゃんの頃から一緒の子どもたちと馴染めるかなどを気にする保護者の方もいらっしゃいます。
うまく人間関係がつくれていないお子さんには配慮していることなど保護者に現状を明るく前向きに伝えるようにすると良いでしょう。