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苦手な制作を克服するポイント
2022/02/11

運動会にハロウィンにクリスマス。
季節ごとの壁かざりに子どもたちの制作の見本など、保育士に制作はつきものです。
子どもたちがみて楽しく感じたり、保護者や園の見学者が見て園の雰囲気を感じ取ったりすることを目的としています。
しかしこれが苦手という保育士の方もいらっしゃるでしょう。
なれてくれば上達するものですが、苦手意識を克服するためのポイントをご紹介しましょう。

保育士がみんな上手なわけではない

「手先が不器用だから」「作ることが苦手だから」保育士になれないと思っていませんか?
保育士には色んな人がいます。中には手先が不器用だったり何を作ってもどこか違う形になってしまう人だったりする人もいます。
みんなできる範囲で取り組んでおり、全員が制作上手というわけではないので安心して保育士を目指しましよう。

雑誌やサイトのアイディアを参考にする

保育士資格試験の際もインターネットで二次試験対策の素材を探したりされたのではないでしょうか。
同様に保育雑誌や書籍はもちろん、保育サイトでいろいろな制作のアイディアが掲載されています。
準備するものや必要な大きさ、量などまで詳しく紹介されているので、アイディアを参考に、さらに簡単にできないか、時短ができないかを考えるとオリジナル制作物になりますよ。

図案を先に制作する

いきなり素材に着手せず、制作図案をしっかり決めてから制作に移りましょう。配色やバランスを図案で決めておき、改善点は実際に作り出すまえに修正しておけばよいのです。
自分で図案を起こすのが難しい場合は、インターネットや雑誌から型紙を拡大コピーしたり、書き写すとよいでしょう。
あまり神経質にならず、少し大胆に進めるくらいが制作はうまくいきます。

細かい作業が少ない題材を選ぶ

手先が器用ではないという方はなれるまではシンプルなものに挑戦していきましょう。
回数を重ねることで段取りやコツがわかってきてなれてくるので、成功体験を積み重ねて自信をつけてからレベルアップしていけば良いのです。

きれいに見えるコツをおさえる

制作物をはきれいに見えるコツがあります。
そこを抑えておくと同じものでもセンスよく見えたり手がこんでるように見えるので参考にしてみてください。

●色のトーンを合わせる

壁面飾りの場合、見栄えをよく制作するには色の選び方が重要になります。
パステルやビビッドなど色のトーンを揃えるだけで簡単に統一感が出せるのです。
ほかにも、同系色で色味を少しずつ濃くしたり薄くしたりすることで立体感をもたせることもできます。

●違う素材を組み合わせる

基本の素材は色画用紙にして、そこにリボンや布など他の素材を組み合わせることで見栄えがぐっとよくなります。
折り紙もポイントにホログラムやホイル素材のものを組み合わせると華やかになりますよ。

無理なくできる範囲で楽しく制作するのが大切です。
どうしても困ったときには子どもたちに手伝ってもらうのはいかがでしょうか。
自分が作ったものが飾られていることは子どもにとっても大きな喜びになります。