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男性保育士の現状と実体
2018/12/15

保育士はまだまだ女性が多い職業です。
ほんの10数年前までは男性の保育士はほとんどいませんでした。
現在は男性保育士がSNメディアなどを通して注目されることもあり、以前よりは増えてきたように見えますが、実際の所はどうなのでしょうか。
今回は男性保育士の現状と実態にスポットを当ててみましょう。

男性保育士の現状

現在男性保育士は保育士全体からの比率で言うと6%前後だといわれています。
94%は女性保育士という事からも、男性保育士はまだまだ少ない存在だという事が分かります。
男性保育士が少ない理由としては、イメージが大きく作用しているようで、嘆かわしい話ですが男性なのに保育士なんて…とまだ世間が感じていることや、小さな子供を男性に預けて何か間違いがあったらいやだ。プールや着替えをさせたくないという様な保護者の意見もその要因で、男性の保育士を受け入れる保育園が少なかったことも理由の一つです。
しかし現在では保育士が圧倒的に足りなく、そうもいっていられなくなりました。

男性保育士の実態

保育士の仕事は体力仕事も多く、子どもたちを相手にしたあそびだけでなく、保育園の清掃や老朽化の修理、催し物時の大道具つくりなど多岐にわたります。
これを女性だけで今まで行っていましたが、男性の手があればスムーズに進む部分も多く、重宝されるでしょう。
また、女性の保育士では気づきにくい男の子を対象とした細やかな保育など、男性だから気が付く視点もあるかと思います。
男性保育士に偏見のない保育園の場合歓迎されやすいので、転職の際は「男女不問」といった表記や、男性保育士が働いていた実績の保育園を選ぶとよいでしょう。

男性保育士の将来性

男性保育士の給料は月額換算すると女性保育士より2万ほど高くなっています。
しかし、一般的な会社員の給料と比べると安い部類です。
男性保育士としての将来性については、保育士という職業に男性が少ないという事を逆手に取って、男性ならではの強いリーダーシップを発揮し、役職者や園長になる道を目指してみるのはいかがでしょうか。
合理的に考え、数字に基づいた保育園の経営方針は男性ならではの考え方が発揮できる分野です。