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保育士になるには

気になる保育士のお給料
2018/03/09

 

「保育士のお給料っていったいどのくらい?年収は?」「今の職場よりも好条件の保育園や幼稚園を探したい」お給料のことは誰もが気になりますね。

ここでは、保育士の方の気になるお給料についてご紹介しています。

 

【保育士の初任給はどのくらい?】

保育士の初任給というのは気になりますね。正社員の職員として公立の保育園に勤務する場合、地方公務員となります。そのため地方公務員の給与規定に沿った給与が支払われることになります。各種手当が適用されますので、公立の保育園に勤務したいという方が多いのも実情です。

一方、私立の保育園の場合、条件によって異なります。給与面で公立園と大きな差はないようですが、地域(自治体)や勤務年数によっても変わります。一般的な初任給は16・17万円程度になるようです。

 

【保育士の平均年収はいくら?】

平成28年の厚生労働省が発表した、賃金構造基本統計調査によると、保育士の平均年収は36歳で326万円ほどとなっています。

 

・平均年齢:36歳

・勤続年数:7.7年

・労働時間:169時間/月

・超過労働:4時間/月

・月額給与:223,300円

・年間賞与:588,200円

・平均年収:3,267,800円

 

※厚生労働省「平成28年 賃金構造基本統計調査」より

 

全国の30代の平均年収は、4,55万円と言われていますので、保育士の給与は決して高いとは言えないのが現状です。

そこで、厚生労働省では、以下の発表を行いました。

 

■民間保育所で働く保育士の給与を平均5%改善

平成27年4月から新しくスタートした子ども・子育て支援新制度において、民間の保育士の給与が平均3%改善され、平成26年度の公務員給与の見直しに準拠し、保育士の給与が平均2%改善されます。

 

【昇給はどの程度するもの?】

ハードな業務内容の割にお給料が少ないとされる保育士。待機児童問題を解消するための施策の1つに保育士のお給料の見直しも行われています。

私立の保育園・幼稚園では毎年のような昇給は期待できませんが、公立の保育園で勤務する保育士は公務員ですから、勤務年数に伴って必ず昇給します。

また、最近では企業が運営する保育園も多くなり、保育士不足の解消を図るため、昇給制度を設けている施設も多くなってきました。

転職を考え、活動をしている場合は必ず昇給やボーナスを確認しておくとよいでしょう。

 

ただ、保育士の仕事はお給料の問題ではなく、子どもの成長を身近に一緒に感じることができる非常に尊い仕事です。やりがいを魅力に感じて、勤務する保育士も数多くいます。