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子どもがよりつかない実習生の原因と対応
2021/09/03

保育施設で働くために避けられない保育実習。
レポート提出のためにノートを取り、現役保育士を追いかけながら部分実習や責任実習を行っていきます。
とてもハードですが、そこでも子どもたちがよってくる実習生と残念ながらよっていかない実習生がいるのです。
その違いと子どもたちがよってくる対応についてご紹介しましょう。

子どもがよってこない実習生

基本的に子どもたちは実習生のことが好きで、好奇心のまま近づいていきます。
それなのに子どもがよっていかない実習生にはどんな原因があるのでしょうか。

・笑顔がない

初めての場所・初めての実習に緊張するなという方が無理ですが、緊張して笑顔になれないのはもったいないことです。
子どもは表情のない大人に恐怖心をいだきます。
子どもたちに安心してもらうためにも笑顔を作るようにしましょう。

・遊ばない

常に保育士の一挙手一投足をメモしていたり、子どもの様子を観察しているばかりで子どもたちとふれあわない実習生がいます。
遊んでくれない実習生は子どもたちにとって楽しくない大人なので、寄り付きません。
実習を成功させるために一生懸命な気持ちはわかりますが、子どもたちと触れ合うことで得られることもあるのです。

子どもがよってくる実習生

子どもが大好きな実習生は笑顔で子どもと一緒に遊びます。
単純にお兄さんお姉さんが好きという子どもも多いですが、子どもたちは実習生のことをたくさん遊んでくれる先生だと思っていることを知っているのです。
もちろん緊張して実習生に寄り付かない子もいますが、笑顔で声をかけられるとその子のペースで実習生に関わろうとします。
笑顔で会話をして、遊ぶときには思い切り遊ぶ。最初は子どもと仲良くなることに全力を使っていいでしょう。
信頼関係を築きながら困った時に担当の先生を頼る。子どもたちの名前をなるべく早く覚えて、名前を呼びながら関わるとより好かれます。

子どもがよってくる実習生になるために

レポートで寝不足だったり、実習で疲れていたりしても保育施設についたら笑顔になりましょう。
実習先に向かう前に鏡で笑顔の練習をするのがポイント。
笑顔で挨拶・笑顔で会話を心がけることが重要です。
実習ノートは保育士になったときにも役に立ちますが、子どもたちを後回しにして記入を優先させてはせっかくの実習の時間をフイにしてしまいます。
まずは目の前の子どもとしっかりと向き合って関わることを1番に考えてみてください。
実習で子どもと関わることで多くの発見が得られるのです。その気付きを実習ノートにおこせばより充実したものになるでしょう。